建材事業部
年間約300万tの高い生産力で、高品質の砕石を安定供給
高品質の砕石を安定して供給できることが、当社の一番の強み。
4億tの採掘可能量を誇る原石山より5.5kmの長距離ベルトコンベア輸送を伴う大規模な完全自動運転の砕石プラントを設置し、
生産の効率化とともにダンプ輸送により懸念される公害問題を解決しました。
赤穂砕石所について
昭和46年開設の赤穂砕石所は良質の流紋岩から成り、
平成2年に新区域（現原石山）に移設後は、トンネル
内のベルトコンベア（全長5.5km）で原石を製造プラ
ントに搬送しており、ダンプ輸送に伴う公害問題を解
決し、環境問題にも配慮しています。
選ばれる理由
砕石の石質は「流紋岩」並びに「流紋岩質溶結凝灰岩」で、国内でも有数の硬さを誇ります。
この硬くて緻密な砕石を使用することで超硬強度コンクリートの製造を可能にし、高層ビル等の建築工事に使用されています。
また、年間300万ｔの我国屈指の生産量で、大量の生コンクリートを使用する大規模土木工事にも対応してきました。
砕砂の生産も、湿式・乾式ともに粒形・粒度に優れ、近年の細骨材需要に対応しています。
環境保全の取組
コンクリート用の骨材は、暮らしに必要な橋や道路・空港などを造るために必要不可欠なもの。社会基盤の整備に貢献し、未来を造るという大きな使命を担っている一方で、砕石を生産するために山を切り崩しています。限りある自然の恩恵を受けているという意識を常に持ち、採石を終えた山林を元に戻すための植林活動を展開。豊かな自然を、未来にも引き継げるよう努めています。
また、長距離ベルトコンベアを使用し、ダンプ輸送による二酸化炭素の排出量を抑え、騒音や粉じんといった問題をなくし、地域の皆様の理解を得ることで、持続的な生産を可能にしています。